脱毛につきものの痛み、そのレベルや違いとは
脱毛をしてツルスベのムダ毛レスな肌を目指したい人は増えていると思いますが、脱毛を考えた時にどうしても気になるのが「脱毛による痛み」ではないでしょうか。
ムダ毛を減らして肌をキレイにしたいけれど、なるべくなら痛みは少ない方が良いという人や、痛みが強くても半永久的にムダ毛が生えないツルツル肌がいいという人がいて選び方も様々です。
今回は脱毛時の痛みや痛みの和らげる方法などについて詳しく説明します。
脱毛の種類や機器によって痛みはさまざま
ひと口に脱毛と言ってもその種類は様々で、その中でも代表的なものに医療脱毛や光エステ脱毛があります。
それらの脱毛方法の違いと脱毛時に使用する機器によって脱毛の時に感じる痛みはそれぞれ異なります。
高出力の熱エネルギーによる医療脱毛は痛みがやや強め
医療用のレーザーを使用して、ムダ毛が生える根っこの部分である毛根の組織内のメラニンに反応して高出力の熱エネルギーで破壊させる半永久的なムダ毛脱毛ができる医療脱毛は熱によるやけどの感覚がやや強いので感じる痛みも強めです。
一般的に医療脱毛で使われる脱毛機は熱破壊式と蓄熱式に分かれますが、熱破壊式はメラニン色素への反応力がよく、熱エネルギーも高いので痛みはやや強めです。
一方、蓄熱式は奥深くの毛根ではなくその上部分の発毛因子部分を低出力の熱エネルギーで破壊するのでやや痛みが弱めです。
医療脱毛クリニックによっては熱破壊式と蓄熱式の機器を好みに合わせて選べるところもあるので、痛みによって使い分けたいなという人は是非事前に調べてみましょう。
光による美容脱毛は低出力のエネルギーで痛みが弱め
光脱毛やエステ脱毛などと呼ばれる美容脱毛(医療機関で施術するものではない)は、光の力を使ってムダ毛をケアします。
ムダ毛が生える元である毛根にダメージを与えてムダ毛を生えにくくする点は医療脱毛と同じですが、光を照射するエネルギーで発毛組織にダメージを与えるタイプのため毛根の破壊力が弱く、感じる痛みも穏やかです。
毛根を高出力のエネルギーで破壊する医療脱毛に比べると、脱毛の即効性や持続性は弱いのですが、脱毛による痛みを少しでも減らしたい人にはおすすめです。
部位ごとで感じる痛みや痛みのイメージと和らげ方
今や全身丸ごと脱毛ケアができる時代で、自分の脱毛したい箇所をそれぞれ好きなように組み合わせて照射するケースも多いと思います。
また、全身脱毛などを行う際などにも身体の部位によって脱毛時の痛みにはばらつきがあります。
痛みを強く感じやすいのは皮膚の薄いところ
全身の部位の中で最も脱毛時の痛みが強いと言われるのがデリケートゾーンとも言われるVIOです。
VIOゾーンは皮膚が薄めで、痛みを感じやすい粘膜部分に近いことが理由の一つです。
また、VIOは神経や血管が集まる部位でもあり、より痛みをダイレクトに感じることもあります。
さらに、VIO部分はホルモンバランスの影響を受けやすいところとされており、自己処理などの刺激により不要な黒ずみが沈着しやすく、その黒ずみに脱毛器の熱や光が反応しやすく痛く感じやすいとも言われています。
濃いムダ毛が集まるところもやや強い痛みが
VIOゾーンも当てはまることですが、脇のムダ毛なども比較的濃いムダ毛が多く密集する部位であり、痛みが強目と言われています。
また、脇も皮膚が薄くデリケートであり、摩擦などによってメラニンが生じやすい部位であることから勝者による痛みが伝わりやすいのです。
濃いムダ毛が集まると、その分だけ脱毛機が黒いメラニン色素に反応しやすく、一回の照射で反応する箇所も多いので痛みを感じやすいのです。
どうしても痛みが我慢できない時は、クリニックやサロンの推奨する部分的な麻酔クリームを塗ったり、全身麻酔(笑気麻酔など)を利用するのも一つの手です。
また、脱毛前にしっかりと肌を保湿し、脱毛後には紫外線に当たらないようにする日焼けケアを徹底することで痛みを和らげることも可能です。
脱毛時に感じる痛みの違いをおさえて自分に合ったケアを
ムダ毛レスなキレイな肌を目指す脱毛と切ってもきれない関係にある「脱毛時の痛み」について説明をしました。
脱毛効果が高いけれど痛みを強く感じやすい医療脱毛、脱毛効果は医療脱毛よりは低いけれど肌に感じる痛みが穏やかなサロン脱毛。
また、それらの施術の中でも脱毛に使う機械によって痛みは様々ですし、脱毛部位によっても痛みを感じやすいところがあるのは事実です。
自分が痛みをどれくらい我慢できるのか、事前の肌ケアとアフターケアをしっかり行えるのか、麻酔をどう活用するかを合わせて、事前カウンセリングなどで施術機関に確認した上で脱毛をするのがおすすめです。
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